はじめまして。すみれ矯正歯科 本郷の岡安麻里です。
このたび、ゆかり在るこの本郷の地で矯正歯科専門の歯科医院を開院させていただくこととなりました。
私は大学院博士課程修了・学位取得後は、長年にわたり東京大学医学部附属病院で、矯正歯科を専門分野として、自由診療の歯並びの治療のみならず、口唇裂・口蓋裂をはじめとする先天異常を有する患者さんや、顎の手術を併用した顎変形症の患者さんの高度先進医療に携わってまいりました。これからの私の使命は、「地域と高度医療をつなぐ役割を果たす」とともに「科学と芸術と思いやりの心を融合させ、夢と感動を創造する」ことだと考えております。
当院では、大学病院勤務時代のネットワークを活かし、より高度な専門病院と円滑な連携を図っていくことで、地域の皆さまに最も適切な医療を受けていただけるように邁進いたします。
皆さまの「より健やか」で「より美しい」未来のお役に立てるように、「清く正しく美しく」心を込めて努力いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまにお気軽にご相談いただけるよう、できるだけお一人おひとりに十分な診療時間を確保してお待ちしております。
経歴
1992 3 宝塚音楽学校 卒業
1992 3 宝塚歌劇団入団。雪組公演『この恋は雲の涯まで』初舞台
1996 3 雪組公演『エリザベート』千秋楽で退団
2005 3 明海大学歯学部歯学科 卒業(卒業生総代、宮田賞・柳生賞)
2007 3 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 歯科医師臨床研修医修了
2011 3 明海大学大学院歯学研究科(矯正歯科学)博士課程 修了
2011 4 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 特任臨床医
2016 4 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 特任研究員
2016 10 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 助教
2016 12 日本矯正歯科学会 認定医取得
2018 4 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 医局長(2019年度末迄)
2018 4 日本口腔ケア学会 評議員 編集委員会幹事
2018 7 国際歯科医療安全機構第1回学術研修会 準備委員長
2019 4 国際歯科医療安全機構第2回総会・学術大会 準備委員長
2020 4 東京大学医学部附属病院 リスクマネージャー(2021年度末迄)
2022 4 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科 病院診療医
2022 7 東京大学大学院医学系研究科 口腔顎顔面外科学 客員研究員
2022 7 すみれ矯正歯科 本郷 開設
所属学会
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
日本顎変形症学会
日本口腔ケア学会
日本骨代謝学会
業績
論文
1.Okayasu M, Susami T, Asahito T, Sakamoto T, Kurata K, Ishiwata Y, Nagahama K, Takato T, Saito I. Questionnaire investigation after orthodontic treatment in patients with unilateral cleft lip and palate: an inter-clinic collaborative study. Orthodontic Waves.2018 June;77(2):90-100
2.Okayasu M, Nakayachi M, Hayashida C, Ito J, Kaneda T, Masuhara M, et al. Low-density lipoprotein receptor deficiency causes impaired osteoclastogenesis and increased bone mass in mice because of defect in osteoclastic cell-cell fusion. The Journal of biological chemistry. 2012 Jun 1;287(23):19229-41. PubMed PMID: 22500026. Pubmed Central PMCID: PMC3365955. Epub 2012/04/14.
3.Susami T, Okayasu M, Inokuchi T, Ohkubo K, Uchino N, Uwatoko K,Takahashi-Ichikawa N, Nagahama K, Takato T. Maxillary protraction in patients with cleft lip and palate in mixed dentition: cephalometric evaluation after completion of growth. Cleft Palate Craniofac J. 2014 Sep;51(5):514-24. doi:10.1597/12-032. Epub 2013 Sep 6. PubMed PMID: 24010865.
4.Hada N, Okayasu M, Ito J, Nakayachi M, Hayashida C, Kaneda T, et al. Receptor activator of NF-kappaB ligand-dependent expression of caveolin-1 in osteoclast precursors, and high dependency of osteoclastogenesis on exogenous lipoprotein. Bone. 2012 Jan;50(1):226-36. PubMed PMID: 22075210. Epub 2011/11/15.
5.Ohkubo K, Susami T, Inokuchi T, Okayasu M, Takahashi N, Uwatoko K, Uchino N, Suenaga H, Koga Y, Saijo H, Mori Y and Takato T. Incisor inclination after presurgical orthodontic treatment in patients with mandibular prognathism. Jpn. J. Jaw Deform. 2014 Apr; 24(1):16-26.
6.Susami T, Uchino N, Ohkubo K, Inokuchi T, Okayasu M, Uwatoko K, Ogasawara T, Saijo H, Mori Y, Takato T. Tooth alignment at the alveolar cleft site after orthodontic treatment and the need of orthognathic surgeries. Transaction of the 12th International Congress on Cleft Lip/Plate and related Craniofacial Anomalies (DVD). American Cleft Palate-Craniofacial Association, Chapel Hill, NC, U.S.A., 2013.
7.Hayashida C, Ito J, Nakayachi M, Okayasu M, Ohyama Y, Hakeda Y, Sato T.Osteocytes produce interferon-β as a negative regulator of osteoclastogenesis. J Biol Chem. 2014 Apr 18;289(16):11545-55. doi: 10.1074/jbc.M113.523811. Epub 2014 Mar 7. PubMed PMID: 24610813; PubMed Central PMCID: PMC4036289.
8.Sato T., Masuhara M., Hada N., Okayasu M and Hakeda Y. IFN-z/limitin inhibits generation of osteoclast precursors. J. Meikai Dent. Med. 2009;38(1):(1-8)
9.Nakayachi M, Ito J, Hayashida C, Ohyama Y, Kakino A, Okayasu M, Sato T,Ogasawara T, Kaneda T, Suda N, Sawamura T, Hakeda Y.:Lectin-like oxidized low-density lipoprotein receptor-1 abrogation causes resistance to inflammatory bone destruction in mice, despite promoting osteoclastogenesis in the steady state. Bone. 2015 Jun;75:170-82. doi: 10.1016/j.bone.2015.02.025. Epub 2015 Mar PMID:25744064
10.Takahashi-Ichikawa N, Susami T, Nagahama K, Ohkubo K, Okayasu M, Uchino N, Uwatoko K, Saijo H, Mori Y, Takato T. Evaluation of mandibular hypoplasia in patients with hemifacial microsomia: a comparison between panoramic radiography and three-dimensional computed tomography. Cleft Palate Craniofac J. 2013 Jul;50(4).
11.平野 友紀子, 高橋 路子, 須佐美 隆史, 大久保 和美, 岡安 麻里, 井口 隆人, 杉山 円, 内野 夏子, 西條 英人, 星 和人: 鼻咽腔構音を示す患者の特徴 口唇口蓋裂とHemifacial microsomiaにおける検討 日本口蓋裂学会雑誌 第43巻3号, 2018, 202-208.
12.上床 喜和子, 須佐美 隆史, 市ノ川 義美, 兼古 晃輔, 大久保 和美, 井口 隆人, 岡安 麻里, 星 和人: 矯正歯科治療・顎矯正手術・舌縮小術を行ったOpitz症候群の1例 日本顎変形症学会雑誌 第28巻3号,2018, 235-244.
13.上床 喜和子, 須佐美 隆史, 井口 隆人, 大久保 和美, 岡安 麻里, 内野 夏子, 高橋 直子, 松林 幸枝, 安部 雅修, 末永 英之, 森 良之, 高戸 毅:尖端巨大症による下顎前突症に顎矯正手術を行った2例, 日本顎変形症学会雑誌 第26巻, 第1号, 2016, 26-36
14.仲宗根 愛子, 須佐美 隆史, 内野 夏子, 井口 隆人, 岡安 麻里, 上床 喜和子, 高橋 直子, 大久保 和美, 森 良之, 高戸 毅:矯正歯科治療開始前の口蓋裂患者の顎顔面形態, 日本口蓋裂学会雑誌38巻1号, 2013 ,113-119.
15.須佐美 隆史, 大久保 和美, 井口 隆人, 岡安 麻里, 内野 夏子, 上床 喜和子, 高橋 直子, 高戸 毅:東大病院における口唇裂・口蓋裂患者に対する矯正歯科治療, 日本口蓋裂学会雑誌38巻1号 2013,54-61
16.佐々木 会、山田 亨、土居 孝資、岡安 麻里、徳永 寛司、鐘ヶ江 晴秀、天野修 マウス胎仔の臼歯歯胚における熱ショックタンパク質Hsp27の局在 明海歯科医学2010;38(1): 58-66【査読有】
17.羽田 直人,岡安 麻里,林田 千代美,佐藤 卓也,羽毛田 慈之 破骨細胞前駆細胞におけるreceptor activator of nuclear factor-κB ligand依存的なcaveolin-1の発現 明海歯科医学 2010;39(1):13-23
18.高野 安紀子、竹下 玲、末續 真弓、篠田 寛幸、松本 健、永井 明子、岡安 麻里、大井 迪、長谷川 紘也、土居 孝資、桃井 知子、高橋 明子、安井 利一、鐘ヶ江 晴秀 様細胞株RAW264.7細胞における一酸化窒素誘導性細胞死に対する酪酸の抗アポトーシス作用 明海歯科医学2009;38(2):151-165
招待講演
1.岡安麻里:「人は誰でも間違える」~リスクマネジメントの立場から~ 第18回日本口腔ケア学会総会・学術大会&第1回国際口腔ケア学会合同会議,2022年4月17-18日,東京大学本郷キャンパス,東京都.
2.岡安麻里:「歯科での工夫」 第18回首都圏滅菌管理研究会, 2022年4月24, WEB配信
3.岡安 麻里, 須佐美 隆史, 西條 英人, 井口 隆人, 大久保 和美, 髙戸 毅:両側性唇顎口蓋裂患者に対する咬合治療 両側性唇顎口蓋裂患者の不正咬合の特徴と顔面成長を考えた対処法. 第40回日本口蓋裂学会総会 2016年5月26-27日 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター, 大阪
4.岡安 麻里:Low density lipoprotein receptorの破骨細胞形成に果たす役割の解明 第16回骨代謝研究会 2013年11月30日 慶應義塾大学, 東京